
遊具は順番に使う、一緒に来た人から勝手に離れない――。
公園で楽しく安全に遊ぶためのお約束を、かわいいくだものたちのお話を通して伝えてくれる『こうえんの おやくそくだもの』🍎✨
「お約束だもの」と「くだもの」を掛けたようなタイトルもかわいい一冊です。
「こうしなさい」と言葉だけで教えるより、絵本の中で一緒に経験できるのがいいなと思いました。
📚 『こうえんの おやくそくだもの』の基本情報
作:きだに やすのり
絵:わたなべ あや
出版社:あかね書房
発売日:2024/4/25
ISBN-13:978-4251099747
🛝 『こうえんの おやくそくだもの』はどんなお話?
りんごくんたちは、大きな公園へお出かけします。
そこで出会ったきういちゃんに、みかんちゃんが「いっしょにあそぼうよ」と声をかけ、みんなで公園遊びを楽しむことに。
長いすべりだいでは「おさきにどうぞ」。行列のできているブランコでは、きちんと並んで順番を待ちます。
ところが、大きなトランポリンを見つけたみかんちゃんときういちゃんは、うれしくなって走り出してしまいます。
気がついたときには、りんごくんたちの姿が見えません。
公園で安全に、そしてみんなで気持ちよく遊ぶためのお約束を、くだものたちのストーリーを楽しみながら知ることができる絵本です。
✨ 公園のルールやマナーがストーリーの中ですっと伝わる
『こうえんの おやくそくだもの』のいいところは、ルールをひとつずつ説明するだけではなく、くだものたちが実際に公園で遊ぶお話の中に、お約束が自然に登場するところです。
遊具を使うときには順番を守る。
お友だちと譲り合って遊ぶ。
一緒に来た人から勝手に離れない。
公園へ行くと実際に出会いそうな場面ばかりなので、子どもも「こういうときはこうするんだな」とイメージしやすそうです。
公園遊びのルールだけでなく、順番を待つことや相手を思いやることなど、集団生活にもつながるマナーを一緒に感じられるのもいいですね✨
💭 『こうえんの おやくそくだもの』を読んだ感想
子どもに「順番を守ろうね」「勝手に行っちゃだめだよ」と言葉で伝えても、その場になるとなかなか難しいことがありますよね。
でも絵本なら、実際に公園へ行く前に「こんなとき、どうしたらいいかな?」を親子でイメージできるのがいいなと思いました。
特に、みかんちゃん🍊ときういちゃん🥝が夢中になって走っていき、みんなとはぐれてしまう場面は、「楽しい遊具を見つけても、一緒に来た人たちから勝手に離れない」ということを子どもにも分かりやすく伝えてくれます。
お約束の絵本というと少しかたい印象もありますが、登場するのはかわいいくだものたち。
わたなべあやさんのやさしい色づかいのイラストもかわいらしく、「お勉強」という感じになりすぎずに読めるのも魅力だと思います😊
公園遊びが増えてくる時期はもちろん、保育園や幼稚園でお友だちと過ごすようになったお子さんにも読んであげたい一冊です。
💡 『こうえんの おやくそくだもの』がおすすめな子ども
- 公園や遊具で遊ぶのが好きな子
- 遊具の順番や公園でのルールを伝えたい子
- 保育園や幼稚園での集団生活が始まった子
- お友だちと譲り合ったり、順番を待ったりすることを覚えてほしい子
- かわいい絵を楽しみながら生活のお約束に触れたい子
出版社では3・4・5歳ごろからがおすすめされています。
特に、ひとりで遊ぶだけでなく、お友だちと一緒に公園や園庭で遊ぶ機会が増えてきたころにぴったりの内容だと思います✨
🎒 公園へ行く前に読んで「今日のお約束」を話してみよう
この絵本は、公園へ遊びに行く前に読むのもおすすめです。
読みながら、
「ブランコにお友だちが並んでいたら、どうする?」
「楽しそうな遊具を見つけたら、みんなから離れて先に行ってもいいかな?」
など、絵本の場面に合わせて少し話してみると、お約束がより身近になります。
そして実際に公園へ着いたら、「絵本のくだものさんたちみたいに、順番に遊ぼうね」と声をかけてみるのもよさそうです😊
ルールを覚えさせようと難しく考えるより、絵本を楽しみながら「安全に遊ぶにはどうしたらいいかな?」と親子で一緒に考えられる一冊です✨

